~ある患者様のご主人から当院に届いた手紙~
※許可を得てご紹介します
天の川病院様
私は、人工透析を受けていた高齢の妻の夫です。新病院になる前の有澤総合病院からですので、約30年、お世話になりました。
その間、入院も数回あり、そして昨年の12月中旬からまた当院に入院。というのは、11月末に透析帰りの妻の動作がいつもと違うことに気づいてくださった送迎の方、そして看護師さんが私へ連絡してくださり、すぐに頭部を検査しなければと救急車を呼んでくださって、脳梗塞で他の病院へ入院となったのです。
その症状も安定したため、再び、天の川病院へ帰っての入院が叶いました。
その後、感染対策の関係で12月下旬から面会ができなくなったのです。家に一人でいる私にとって、妻のことだけが心配で心配で、なりませんでした。
たびたびナースセンターへお願いして、妻の様子を教えていただきました。
ときには「妻と電話で話せませんか?」という私の願いも快くOKしてくださいました。
お忙しい中、私の無理な注文を聞き、優しくしていただいたときには嬉しくて涙が止まりませんでした。
主治医の先生をはじめスタッフの皆様の懸命の治療や看護の甲斐なく、妻は旅立ちました。
ですが、その間に受けた優しい心配り、労を惜しまない行動を、私は一生、忘れることはできないでしょう。
本当に、本当にありがとうございました。
天の川病院の全ての皆様に、心から感謝申し上げます。
高齢の、泣き虫の夫より。